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リモコンボート
について
Remote Control Boat

SBAS仕様 シングルビーム搭載
リモコンボート
(機種名:RC-S3)

概要 Overview

GNSSアンテナ(SBAS)、ソナー(シングルビーム)を搭載しており、リアルタイムで位置情報を計測しながら、水底に音波を発信して、水深の測深をします。

取得データはリアルタイムでリモコンボート側から受信機側であるパソコンに送信されます。リモコンボートで収集された情報を処理して、水底の形状を立体的に地図化する用途にご利用出来ます。事前に測線情報(始点、終点のX,Y座標)を入力すれば、自律航行しながらの測線上の測探も可能です。

SBAS仕様 シングルビーム搭載リモコンボート
(機種名:RC-S3)になります。

後部の膨らみ部分がGNSSアンテナになります。

船底の黒丸部分がソナー部になります。

測定時の操作画面になります。

360度プリズムです。

360度プリズムの装着例です。

自動追尾型TSを併用すれば、GNSSが受信不可な橋の下も測定が可能です。

狭い水路や貯水池等でも、
船体が小型で小回りが利く為、
非常に効率的良く深浅測量が行えます。

取得データ Data

CSVデータにて、X,Y,水深,緯度,経度,GNSS日時等の情報が取得可能です。

 

取得データ

測量風景 Surveying landscape

リモコンボート

紹介動画 YouTube

シングルビーム搭載
リモコンボートの利点(RC-S3) Benefit

1作業短縮が可能

現場でのセッテイングは5分~10分程度で完了。
従来工法の有人船での測定作業と比較し、半分~1/3に短縮可能です。

2人件費削減が可能

オペレーター1名で持ち運び、測定作業が可能で従来工法と比較し、大幅に人工を抑制出来ます。
※サイズ:全長120㎝、幅35㎝、高さ25㎝、重量13kg(バッテリー搭載時16kg)

3安全・安心

遠隔操作にて無人で測定出来る為、水難事故の恐れがありません。
また、従来の有人船では座礁の恐れがある浅瀬エリア(海岸と離岸堤間等)での測定も可能です。
吃水が9㎝の為、それ以上の水深があれば航行可能です。

4精度向上

高性能自律制御プログラム採用により測線から0.5m以内で自律走行出来ます。
点検測量時も安心してデータ比較が行えます。

主な3機能 Functions

1自律測線走行

  • XY座標(世界測地系)で入力した測線上をボートが自動で走行可能です。
  • 測線は1プロジェクト最大128本入力が可能です。
  • 高性能自律制御プログラムにより測線から0.5m以内で自律走行します。
自律測線走行

 

2自律目的地走行

  • 緯度経度で入力した目的地へボートが自動で走行します。
  • 目的地は1プロジェクト最大255カ所が入力が可能です。
自律目的地走行

 

3自動回帰機能

基地局(オペレーター側)との通信が連続して30秒以上途絶えた場合、またはボートのバッテリー残量が20%以下となった場合は、ボートの電源を入れた地点へ自動で戻ります。

自動回帰機能

 

メーカーカタログ Catalog

下記、画像をクリックすると別ウインドウで開きます。

 

リモコンボート詳細仕様 Spec

ボート本体 RC-S3
全長 1,200mm
350mm
高さ 250mm(アンテナ部除く)
重量 13Kg(バッテリー搭載時:16Kg)

駆動系

モーター 直流ブラシレスモーター2個搭載
最大船速 4.5kt(ノット)
電源 リチウムイオン充電池 20Ah×2
連続航行時間 210分(静水、自律航行時)

自律航行

船速 2.0kt.(対水速度 4.5kt.)
測線航行 1プロジェクト 最大128本登録可能
(高性能自律制御プログラム)
目的地航行 1プロジェクト 最大255ヶ所登録可能

音響測深機

送信周波数 200KHz
測深範囲 0.5m~80m
測深分解能 0.01m
ゲインコントロール 手動(H、L 各20レベル)、自動
指向角 6°(半舷半角3°)

GNSS

位置精度 SBAS(0.5m以内)
位置データ分解能 1/10000秒(約0.03m)

通信

方式 2.4GHz 無線LAN
データ取得可能範囲 800m
データ取得間隔 1回/1秒

特許

特許 特許第3939710号
特許第4404943号

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