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リモコンボート
について
Remote Control Boat

ナローマルチビーム搭載
 リモコンボート
(機種名:RC-M1)

概要 Overview

当可搬ボート型マルチビーム測深機は深浅測量、水中地形測量用のデータ取得を主たる目的として開発されたナローマルチビーム測深機を搭載した測量用リモコンボートです。可搬性に優れ、測深可能レンジは水深0.5m の浅瀬から 80m までカバーしており、河川、ダム、港湾などの水中地形を 3 次元測量することが可能です。

事前に測線情報(始点、終点のX,Y座標)を入力すれば、自律航行しながらの測線上の測深も可能です。

ナローマルチビーム搭載、リモコンボート
(機種名:RC-M1)になります。

船体の前後に2周波のGNSSアンテナ(白丸部分)を配置しています。

船底にマルチソナーの発信器を配置しています。

後部からの写真です。

リモコンボートのサイズになります。

測定時の操作画面です。

紹介動画 YouTube

ナローマルチビーム搭載
リモコンボートの利点(RC-M1) Benefit

1作業短縮が可能

現場でのセッティングは20分程度で完了出来ます。
従来工法の有人船での測定作業と比較し、大幅に短縮可能です。

2人件費削減が可能

オペレーター1名で陸上からも遠隔操作可能です。
持ち運びも1~2名で対応可能です。
※サイズ:全長160㎝、幅42.5㎝、高さ30㎝(突起部除く)、重量29kg(バッテリー除く)

3安全・安心

遠隔操作にて無人で測定出来る為、水難事故の恐れがありません。
また、従来の有人船では発信器をボートに固定し、水中に沈めて測量を行いますが、発信器の損傷回避の為に浅瀬では行うことは出来ませんでした。
しかし、リモコンボートの場合、船底からソナーが露出しておらず、浅瀬での測量も可能です。

リモコンボート

4精度向上

高性能自律制御プログラム採用により測線から0.5m以内で自律走行出来ます。
点検測量時も安心してデータ比較が行えます。

主な機能 Functions

シングルビームと比較して、マルチビームは扇状にビームを発射、受信しながら面的に測深でき、効率的に広範囲かつ、未測定のない高密度のデータを得ることが出来ます。

シングルビーム深浅測量

リモコンボート

測線に沿って直下の測深を行う。

ナローマルチビーム深浅測量

リモコンボート

最大1秒に50回の測深を、横方向に250点の測深を行う。

測定データの点群表示 Point cloud display

リモコンボート

TIN表示画面 TIN

リモコンボート

標高別色分け By altitude

リモコンボート

解析イメージ Analysis image

リモコンボート

リモコンボート詳細仕様 Spec

ソナー部

周波数 400kHz帯 600kHz帯
分解能 1.0cm  
ビーム幅(副極抑制モード時) 1.1°×1.1°(1.5°×1.5°) 0.7°×0.7°(1.0°×1.0°)
ビーム数 最大256(等角度/等間隔) 210分(静水、自律航行時)
測深範囲 0.5~80m 0.5~31m
スワス幅 最大150°(可変) 最大80°(可変)
測深回数 最大50回/秒  
動揺計/GNSS 内蔵/内蔵  

リモコンボート部

全長 1600mm
425mm
高さ 300mm(突起部除く)
重量 約29kg(ソーナー部含む、バッテリー除く)
モーター 直流ブラシレスモーター2個搭載
最大船速 4.5kt(ノット)
バッテリー リチウムイオン充電池42Ah×2
連続航行時間 120分(静水、自律航行時) バッテリー交換可能

特許

特許 特許第3939710号
特許第4404943号

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